ソクーロフ ソクーロフ!!!

ソクーロフの映画が渋谷ユーロスペースで4月から見放題です!
見放題とは語弊がありますが。

上映情報はこちら!ああ!もう!!!
ぜったいいくぞう。

一番一番大好きな映画監督のモノですから~。


ソクーロフの映画は、一般的に日本人の感想として
「わけわかんない」「詩的」といった表現が目立ちますが、私の感想では、
「人間の心の中を一番わかりやすく表現した映画」もしくは、
「人間の心(頭)の中を映像化する技術ができたら、こんな感じでもありそう」と、思うんです。
勿論、高ぶってない状態の人間ということにしてください。

人の心って、混沌としていませんか?強い感情は目立ちますけど、認めたくない感情とかは、
何かにすり替えて自分でも気がつかないとか、ありがちじゃないです?
そういう、混沌すら表現してしまっているのが、ソクーロフじゃないかと思っています。

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ソクーロフが大好きで セカンドサークルとか!

実は、一番好きな映画監督はロシアのアレクサンドル・ソクーロフです。

特に好きなのは、「ウィスパリングページズ」「セカンドサークル」「ストーン」です。
詳しくは、こちら

特に、印象的なのは、ウィスパリングページズの主人公の台詞。
ヒロインは家族の生計を立てるために娼婦に身をやつしているのですが、心は誰よりも美しく常に神を身近に感じているのです。
その心の高潔さと職業柄偏見をあたえてしまう環境での少女と、それに対する青年。そして、意味不明な周囲と映像。
どう考えても内的世界であるような映画。たまらないです。
見ていて、映画に明確な「すじ」があるかどうかわかりません。あるかもしれないけど、キリスト教圏の国民じゃないし、無宗教だから感じ取れない。そして、解りやすいわけじゃない。華やか過ぎるわけでもない。

では、何をもってして、一番好きな映画を作る監督なのか?

じつは、自分でもよくわかりません。探してもソクーロフ作品ってあんまりありません。ファンの友達もすっごく少ないです。
でも、でも、ソクーロフの中には美しい何かを見出すことが出来るんです。

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やるせない、どうしようもない、抜け出したい、退廃であり、私たち日本人に一番遠くて、その実、本当は表裏一体のもの、国家の崩壊、国民の権利の放棄、剥奪。そういったものに対する、そこはかとない不安。
それらを美しく表現しているのが、なぜか、ギリシア正教の国、ロシアの映画監督、ソクーロフであると。私は思うわけです。

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ロシアは日本から見たら、不思議な国のような気がします。(少なくとも、個人的にはそう思います)
私が子供のころは、まだ「ソ連 ソビエト連邦」だったわけで、中学生くらいになってから、他東欧共産圏諸国への進行・弾圧などの歴史を知るわけですが、大きな寒い国土を持った国、いろんな民族を内包し、それぞれの個々がアイデンティティの確立にいろいろ日本と違った問題を抱えているような国です。
そーゆー歴史的なことを考慮していくとまったく話が始まらないので、それを無視するとして、ソクーロフ監督が作るものは「儚く・美しく・難解で・とても根源的なもの」だと、勝手に思うのです。

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ここまで語っていて、なんですが、眠い時に見ると、寝ちゃうこと必須です!!!

エルミタージュ幻想
セルゲイ・ドレイデン アレクサンドル・ソクーロフ マリア・クヅネツォワ レオニード・モズガヴォイ

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