クラバート(千と千尋の神隠しの元ネタらしい)

千と千尋の神隠し、は、この、「クラバート」の話を元に作られたらしいです!
まったく、何であんなに商業的に大成功を収めている宮崎駿さんが好きなものって言うのは、「カレル・ゼマン」だったり、「ユーリ・ノルシュテイン」だったりするんでしょうね?

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幻想の魔術師カレル・ゼマン
逆に言わせてもらえば、それら芸術性が高すぎて、商業向けじゃないものを、咀嚼して、再構築することで、あそこまでわかりやすく、商業的作り上げるというのは、すばらしい才能だと思います。
普通に、大好きですけどね。宮崎作品も。

しかし、チェコアニメ、大好きなんですよー。
そして、童話も大好きなんです。ただ、シンデレラと聞いたとき、ほとんどの人が、「金髪にブルーのドレスを着たディズニーのシンデレラ姫」を想像しませんか?でも、本当のシンデレラって、違いますよね?ドイツ出身だし、中世の話ですからね。あんなドレスではない!もともと、ガラスの靴だって履いてないですからね!
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クラバート

しかし、中世っぽさのにおいがぷんぷんするのが、この、カレル・ゼマンの切り絵アニメなんですよ。
もし、「ヨーロッパっぽいもの、中世っぽいもの!がみたいの」なんていう奇天烈なことを言う方がいらっしゃったら、
迷わずこれをお勧めしますね!
本物嗜好(?)の方に是非!

あらすじ

魔術師の親方に弟子入りした若きクラバートのお話!

自由でいるために放浪しているクラバート。ある日、不思議なカラスに導かれ、魔の水車小屋で親方に魔法使いとしての修行を受けることになる。しかし、自由と、ひとりの少女への愛のため、生死をかけて親方と対決する日がくる。

雰囲気を存分に楽しんでください!!!

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アリス (チェコのアリスはこんなでした!)

不思議の国のアリスって言ったら、ルイスキャロルの有名なお話ですよね。
世界中で愛されているので、アリスにインスパイアされていろいろな作品もできていますよね。

で、チェコアニメ、パペットアニメの巨匠、勿論、それだけじゃない「ヤン・シュワンクマイエル」のアリスは、
これまた凄いんです!
もちろん、ヤン・シュワンクマイエル作品ですから、不気味であることは、当たり前。ブラックアリスです。
DVDジャケットからもわかってもらえると思いますが、この、覗いているの目の持ち主が、アリス。
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アリス (ヤン・シュワンクマイエル)
子供のころ、「不思議な実験」にあこがれませんでしたか?小さな引き出しを次々とあけていくと、
知らない鉱物や薬草や薬品がそれぞれに入っていて、それを自在に操ってみたいなあとか。

そういった世界を見せてくれるのが、ヤンシュワンクマイエルの映画のひとつの要素だともおもっています。


あらすじ

まるで自然博物館のような部屋。小さな引き出しがたくさんついた棚や、ガラス箱の中の剥製たち。それが、アリスの部屋。
アリスの部屋にある、ガラスの箱の中の剥製のウサギが突如動き出した。
それをおっていくアリス。
アリスが迷い込んだ不思議な世界は、とてもシュールで不気味である。
そして、私達がよく知る不思議の国のアリスと、このアリスの物語は微妙にリンクしつつ、進んでいく。

ラスト、アリスはこの、行儀の悪いウサギが二度と逃げ出さないように、あることを考える。
そして、おもむろに鋏をもちだすのであった。

面白いのは、勿論不思議の国で起こった出来事達。こんな映画を見たがる人は、勿論喜んでくれるはず。

また、製作に何年かかってるかは知らないけど、(パペットは時間がかかるのだ!予算は国持ちだからあせらなくていいしね!)アリス、確実に成長しています。

使っているフィルムの年代が違うから、ストーリーの進み具合に関係なく、伸びたり縮んだり。

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